【杭州共同】杭州アジア大会第12日の4日、レスリングの男子グレコローマンスタイル67キロ級決勝で遠藤功章(東和エンジニアリング)がカザフスタン選手に勝ち、金メダルを獲得した。60キロ級の鈴木絢大(レスターホールディングス)は敗れて銀。

 サッカー男子の準決勝で日本は香港に4―0と快勝し、2大会連続で決勝に進んだ。

 ボクシング男子57キロ級の原田周大(専大)は準決勝でタイの選手に勝ち銀メダル以上を確定、来年のパリ五輪出場権(上位2人)を得た。既に出場権を手にした同71キロ級の岡沢セオン(INSPA)は決勝で相手が棄権し、日本勢で29年ぶりの金メダルとなった。

 陸上で女子三段跳びは森本麻里子(内田建設)が3位となり、この種目で日本勢初のメダル。男子やり投げのディーン元気(ミズノ)は3位だった。初実施の混合団体35キロ競歩で日本は男子の石田昴(自衛隊)、女子の渕瀬真寿美(建装工業)の合計タイム5時間22分11秒で2位に入った。

 アーチェリーの混合リカーブで古川高晴(近大職)と野田紗月(ミキハウス)の日本は銀。